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2014/08/21 20時25分
(カマキリモドキ科)

キカマキリモドキ Eumantispa harmandi
外灯に飛来したもの。ヒメカマキリモドキの大型個体くらいで、本種としてはかなり小さいサイズの個体。
キカマキリモドキの方が体サイズのバラつきが大きいのは、ヤチグモ類・コモリグモ類といった徘徊性クモを広範に宿主とするためだろうか。いずれは幼虫の生態も見てみたいところ。

光に誘引されて飛来してくる小昆虫を狙う。捕食するために発達した前脚の鎌だが、あいにくカマキリ類のようなスゴ技はないようで、やたら失敗している。しばらく見ていたが、この個体は結局何も捕れず。
(2014年8月19日撮影 青森県平川市 LUMIX DMC-GH2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro)
2014/08/19 15時45分
(カマキリモドキ科)
カマキリモドキ科は主に東南アジアに分布する南方系の群で、どの種も鎌状の前脚を持つこと、ハチに擬態(特にアシナガバチ擬態。中にはクサカゲロウに似た種もいるが)した形態であることが特徴。実は僕の最も好きな分類群であるのだけど・・・個体数が少なく遭遇する機会が稀なため、なかなか手が届かないでいる。
青森にはキカマキリモドキとヒメカマキリモドキの2種しかいないのがあまりに悲しいが、とりあえずいるものくらいはちゃんと撮っておきたい所。いつかはオオイクビカマキリモドキとかも撮りにいきたい・・・。

ヒメカマキリモドキ♂ Mantispa japonica
幼虫はエドコマチグモなどの卵囊に寄生する。体長10mmと小さいものの、見た目はそれなりに蜂っぽい。
(2014年8月9日撮影 青森県青森市 LUMIX DMC-GH2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro)

ヒメカマキリモドキ♀
常夜灯に来ていた、体長15mmとこの種にしては立派な個体(おそらく♀)。
この後、家で撮影しなおそうと持ち帰る途中で不慮の事故に遭い、触角あたりが残念なことになってしまった。かなしみ。
(2014年8月18日撮影 秋田県大館市 LUMIX DMC-GH2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro)
青森にはキカマキリモドキとヒメカマキリモドキの2種しかいないのがあまりに悲しいが、とりあえずいるものくらいはちゃんと撮っておきたい所。いつかはオオイクビカマキリモドキとかも撮りにいきたい・・・。

ヒメカマキリモドキ♂ Mantispa japonica
幼虫はエドコマチグモなどの卵囊に寄生する。体長10mmと小さいものの、見た目はそれなりに蜂っぽい。
(2014年8月9日撮影 青森県青森市 LUMIX DMC-GH2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro)

ヒメカマキリモドキ♀
常夜灯に来ていた、体長15mmとこの種にしては立派な個体(おそらく♀)。
この後、家で撮影しなおそうと持ち帰る途中で不慮の事故に遭い、触角あたりが残念なことになってしまった。かなしみ。
(2014年8月18日撮影 秋田県大館市 LUMIX DMC-GH2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro)
2012/01/01 00時00分
(カマキリモドキ科)
2011/07/28 12時31分
(カマキリモドキ科)
ホオノキの葉裏に見つけたシルエットに、はっとしました。
ホソアシナガバチのようなフォルムと色彩、しかしその前脚はカマキリのよう。探し求めていたあの虫でした。

7月26日 (Panasonic DMC-GF2 + LUMIX G 14mm / F2.5 ASPH)
↑キカマキリモドキ( Eumantispa harmandi )。
蜂擬態をする昆虫は数あれど、カマキリモドキはその中でもとりわけ珍妙な生物であると思います。系統的にはクサカゲロウ科に近い群なのでしょうか。
前脚のカマはカマキリやカマバエなどと同じく捕食のために発達した形態で、収斂進化の一例です。
擬態モデルの多くはアシナガバチ類ですが、大型種ではスズメバチ類に見事なまでに擬態したものもいます。東南アジアではProvespa属に擬態している種も見られ、モデルとの関係を考えてみたりするのも面白い。

(NikonD80 + TAMRON 90mm / F2.8 Di MACRO 272E)
↑北東北に分布するのはヒメカマキリモドキとキカマキリモドキの2種だけでしょうか。ちょっと少なすぎる・・・。
ホソアシナガバチのようなフォルムと色彩、しかしその前脚はカマキリのよう。探し求めていたあの虫でした。

7月26日 (Panasonic DMC-GF2 + LUMIX G 14mm / F2.5 ASPH)
↑キカマキリモドキ( Eumantispa harmandi )。
蜂擬態をする昆虫は数あれど、カマキリモドキはその中でもとりわけ珍妙な生物であると思います。系統的にはクサカゲロウ科に近い群なのでしょうか。
前脚のカマはカマキリやカマバエなどと同じく捕食のために発達した形態で、収斂進化の一例です。
擬態モデルの多くはアシナガバチ類ですが、大型種ではスズメバチ類に見事なまでに擬態したものもいます。東南アジアではProvespa属に擬態している種も見られ、モデルとの関係を考えてみたりするのも面白い。

(NikonD80 + TAMRON 90mm / F2.8 Di MACRO 272E)
↑北東北に分布するのはヒメカマキリモドキとキカマキリモドキの2種だけでしょうか。ちょっと少なすぎる・・・。
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