2009/08/31 00時46分 (スカシバガ科)
 ※載せる画像を大きくするため、サムネイルで表示しました。画像をクリックすると別ページで開きます。


20090830_1_s.jpg
8月30日
シロツバメエダシャク(Ourapteryx maculicaudaria )。ツバメエダシャクの仲間はよく似ていて、顔面や前翅の帯の色などで7種ぐらいに分けられているそうです。灯火にも集まってきますが日中に活動していることが多く、花に集まってくる姿はシロチョウのようで、なかなかに綺麗な蛾です。

20090830_2_s.jpg
8月30日
オトコエシの花で吸蜜するシロツバメエダシャクのオス。ツバメエダシャクのなかでも、オスの触覚が櫛歯状になっているのは本種だけとか。


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8月30日
産卵するセスジスカシバ(Pennisetia fixseni )のメス。
歩きながら何となく林道脇に生える植物を見ていたら、クマイチゴの葉にセスジスカシバが産卵をしに来ていました。スズメバチに擬態するスカシバガの一種ですが、その擬態の完成度は素晴らしく、飛んでいる姿はまさにキイロスズメバチそのもの。
 これ一枚撮って逃げられてしまったのでもう少し撮っておきたいのだけれど、今シーズンはホウジャクとかを探したいので、程々にしておきます。
 
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2009/08/28 12時11分 (ヤガ科)
 今更ですが画像が小さいようなので、記事にはサムネイルを表示することにしました。画像をクリックで大きい画像開きます。
 (あとディスプレイの解像度により、画像がかなり荒れるかもしれません。僕は安物のディスプレイを使っていますので、一応 1280×1024ピクセルで作成しています。)

 というわけで、暇があったら最近の記事もちょくちょく直していこうと思います。

 テストも兼ねて、今回の記事・・・ですが、いきなり幼虫ですいません。苦手な方はスルーしてください。
 

↑ アケビコノハ(Adris tyrannus )の幼虫。
ずっと探していた虫で、ようやく見ることが出来ました。なかなか見つからず苦戦しましたが、見つかって良かったです。 普通種ですが・・・。

アケビコノハ幼虫は一際目立つ目玉模様も特徴ですけど、この独特のポーズが最も印象的です。鎌首をもたげているようでヘビに擬態しているとか言われたりしますが、僕は目玉を強調し大きく見せるための工夫の結果と思いたいです。
それよりも、高く持ち上げた後腹部とその末端の一対の突起がどういう役割を持っているのか気になって仕方がありません。


20090827_2_s.jpg
↑ 緑色型。こうなるとなんだかアケビコノハぽく無いような。


20090827_03_s.jpg 
↑ (多分)オニドコロの葉につくられた蛹室。何枚もの枯葉が糸でくっつけられた簡単なものでした。
アケビコノハの食草はアケビ・ムベ等ですが、まるで関係ない植物にいたりするのでちょっと驚かされます。


20090827_4_s.jpg
↑ 開けてみたものの、持ち主は前蛹段階でお亡くなりになっていたようです。



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2009/08/25 18時14分 (ニセマイコガ科)
 20090825_49.jpg 8月17日
 ゴイシシジミを見つけたときに、同じ場所にいたセグロベニトゲアシガ(Atkinsonia ignipicta )。この蛾もゴイシシジミと同じようにササにつくツノアブラムシ類だけを食べています。その生態だけでもなかなか面白いのに、更には成虫がベニボタルに擬態しているという実に魅力的な蛾です。
 胸部から上方に突き出た棘のあるものは脚。(上画像の個体は片方損失)

20090825_58.jpg 8月17日
1cm程の小さな蛾ですが、とてもかっこいい。


20090825_55.jpg 8月17日
アブラムシの群落のそばに産卵しているメス。
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2009/08/24 15時07分 (ナナフシ目)
  8月23日
ミズナラの葉に擬態するシラキトビナナフシ(Micadina fagi )。あまり上手く隠れていなかったけど、体の色彩が葉のパターンを真似ているのは、何となくわかると思います。


DSC_2513_01.jpg 8月23日

トビナナフシらしく飛ぶ(自力で飛び立つ能力は無いようなので滑空に近い)姿を撮りたいのですが、そういうシーンは滅多に見られないと思われます。意図的に飛ばせれば別ですが、それでは面白くないので・・・・。


DSC_2523.jpg 8月23日
ミズナラの葉を食べるシラキトビナナフシ。


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2009/08/19 10時12分 (ナナフシ目)

8月15日

雑木林内のシラカバにとまっていたシラキトビナナフシ(Micadina sp. )。青森にいるナナフシはシラキトビナナフシとヤスマツトビナナフシの2種。この雑木林はシラキをよく見かける、というか数がやたらと多い。


DSC_1922.jpg

シラキは背面に赤い筋が通る。広く分布するヤスマツに比べて、分布は局所的とのこと。



追記:シラキの学名 Micadina sp. → Micadina fagi

 また、青森県にはシラキトビナナフシ・ヤスマツトビナナフシ、それとエダナナフシの3種のナナフシが分布しているようです。
 (「青森の蝶たち」のze_phさんに教えていただきました。)
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2009/08/17 17時28分 (シジミチョウ科)
 数日前から青森市に帰省していて、最近は実家から近い範囲で良さそうなフィールドがないか探しています。
 今日はとある森林公園へ行ってみたのですが、ちょっと公園化されすぎてて、あまり良くない感じ・・・。と思ったら、薄暗い林の中でゴイシシジミが飛んでいました。ゴイシシジミは初見なので、これは結構嬉しい。


DSC_2333.jpg 8月17日

ゴイシシジミ(Taraka hamada )。純肉食性で、幼虫も成虫もササにつくササコナフキツノアブラムシなどに依存している。幼虫はアブラムシを食べ、成虫はアブラムシの出す甘露を吸汁している。
分布もアブラムシに左右されるため、かなり局地的に発生するらしい。今回見つけた場所も狭い範囲に集中していて、それ以外のササ群落では全く見られなかった。

DSC_2368.jpg

DSC_2334.jpg

DSC_2415.jpg

ササ葉裏のアブラムシ群落にいたゴイシシジミの幼虫。ゴイシシジミは年数回発生し、同時期に卵~成虫の全ステージを見ることが出来る。


DSC_2422.jpg

アブラムシ群落内へ産卵するメス。




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2009/08/12 19時13分 (スズメガ科)
 今日はこの間見つけたクロスキバホウジャクを狙いに行きました。翅が透けていて、蜂に擬態しているホウジャクガの一種です。(ちなみにホウジャクとは蜂雀と書き、蜂雀(ハチスズメ)とはハチドリのことを指していて、ホバリングしながら花の蜜を吸う姿が似ていることから付けられたそうです。)

 最初は、あまり大した擬態ではないのかなと思っていましたが、飛翔スピード・羽音は蜂のそれに近く、飛んでいる姿も(多少は)蜂に見えなくもありません。何より意外だったのは、近づいたときにスズメバチのように威嚇してきたことです。威嚇はすぐ目の前まで急に迫ってきて、すぐに引き返していく程度でしたが、蜂らしいことは大抵やってのけているんだなぁと、感心しました。


8月12日 
↑クロスキバホウジャク(Hemaris affinis )。羽化したばかりと思われる綺麗な個体。
 ガガイモの花は吸蜜しやすいのか、今の時期には主要な蜜源になっているらしいです。


20090812_32_01.jpg 8月12日
↑吸蜜ホバリング。
 スキバホウジャクかと思いましたが、多分尾の毛がほとんど抜け落ちてしまったクロスキバ。

20090812_35.jpg 8月12日


20090812_40.jpg 8月12日

 ホウジャク類はこれから10月にかけて2化目の成虫が発生してくるので、なるべく多くの種を見たいと思いWeb等で調べているのですが、ホウジャクに関する情報は多くないようです。クロスキバに関しては一般種にもかかわらず詳しい生態が全然見つかりません。訪花の時間帯は大体の幅が想像できたものの、配偶行動や産卵についてはさっぱりです。
 何か良い文献とかないでしょうか・・・。
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2009/08/11 18時07分 (半翅目)
8月8日
ヤマブドウの茎に張り付いていた、ミミズクの幼虫。ヨコバイ等と近縁な種で、成虫もヨコバイのような姿をしている。
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2009/08/09 15時19分 (ドロバチ科)
 山道を歩いていると、足元でスズバチが泥を採っていました。カリバチの中では個人的に好きな種なのですが、僕はあまり見たことがありません。
 どこにでも居るわけではないのだろうか?

8月6日 青森県平川市にて
↑ 巣作りのため、泥を採取しているスズバチ(Oreumenes decoratus )のメス。自分の唾液とあわせて泥団子をつくる。


20090806_15.jpg (同上)
↑ この後巣に向かって飛び立ったので追跡を試みたが、付近をしつこく飛び回っていたオニヤンマにさらわれてしまった。・・・・オニヤンマはどうしても好きになれない。


20090806_29.jpg (同上)
↑ 駅(無人)の待合室にいたコフキコガネ(Melolonta japonica )のオス。夜間にもちゃんと電灯は点いているようで、扉は開けっ放しなので室内には多くの蛾が転がっていた。これはなかなか良い駅だと思う。

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2009/08/07 19時24分 (ハナアブ科)
 6月中旬からアリスアブ成虫の観察をしていましたが、あれから早1ヶ月半以上。卵から孵化した幼虫達がどうなっているか気になったので、ちょっとアリの巣を暴いてみました。

 アリスアブ類の幼虫は奇妙な姿をしていることで知られていますが、僕がアリスアブに興味を持ったのは今年に入ってからだったので、これが初見となりました。
 そして、実際に見たアリス幼虫は本当に面白く、虫の幼虫でこんなにもドキドキしたのは、今回が初めてでした。どうしてもっと早くから興味を持たなかったのだろうと、今更ながら悔やまれます。


8月7日
トビイロケアリ巣内にいたアリスアブ(Microdon japonicusの幼虫。直径は1cmで、既に成熟幼虫サイズに達している。頭部は右で、背面に赤い突起(呼吸器)が出ている左方向が腹端。
しかし、何と不思議な物体だろう。全く知らずに見た時に、生物だとわかる人は凄いかもしれない。


20090807_14.jpg
幼虫の左に若干ながら写っているトビイロケアリと比べると、ずっと大きい。こんな塊が巣の中にごろごろいるのだから、アリにとっては実に迷惑な存在だろうと思う。
また、ここまで大きいと噛み付いてもびくともしないからか、アリは幼虫に全く興味を示していないようだった。


20090807_20.jpg
下から伸びているのは口器。周囲を調べながらゆっくり移動する様は、やはりハエの幼虫。
一対の針のような形状は獲物に突き刺して体液を吸うタイプのように思われるが・・・。


20090807_11_01.jpg 8月7日
クロヤマアリの巣内にいたコマチアリスアブ(M. murayamaiの幼虫。こちらはまだあまり大きくなっておらず、見つかる幼虫は直径4~6mmだった。
なお、巣内の幼虫は体のほとんどが泥で覆われていて、これはピンセットで泥をつまみとった状態。クロヤマアリに攻撃されたところを見るに、体の小さいうちは泥がカモフラージュの役割を果たしているのかも、などと思った。
赤い突起は前述の通り呼吸器であるが、コマチのはアリスに比べて齢の割に大きい様子。


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2009/08/06 22時55分 (スズメガ科)
 ホウジャク(蛾)の中には翅が透けている(羽化後、鱗粉を落とす)ものが数種いて、色彩や行動等もハチに擬態していると考えられています。オオスカシバは最も知られている種ですが、東北にはいないので僕にとっては図鑑の中だけの憧れの虫です。
 ちなみにハチに擬態するガといえばスカシバガ科の仲間ですが、ホウジャクはスズメガ科に属するので、名前にスカシバと入っていようが全く別の種類です。


8月6日 
ガガイモの花で吸蜜していたクロスキバホウジャク。
 大型で、オオスカシバと同等まではいかないけれど、それに迫る魅力を感じました。東北にもこんな良い種がいたんですね・・。
Webで調べてみたらかなり身近にかつ普通にいるそうで、今まで見なかったのが不思議。

今回はほんの数秒でいなくなってしまい帰ってこなかったので、こんな画像ぐらいしかないのが残念です。
青森県平川市にて

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2009/08/04 18時22分 (カミキリムシ科)
8月4日

20090804_8.jpg 8月4日
シラホシカミキリ(Glenea relicta relicta )。幼虫は各種広葉樹を食べ、成虫はアジサイ類やハルニレなどを食べる。体長8~13mm程度と小型のカミキリ。
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2009/08/02 17時19分 (カマキリ科)
 7月は半月くらいが雨でほとんど山に行かなかったせいか、夏季休業に入ったにも関わらず、どうにもやる気が出ない。でも8~9月中は探したい虫が多いので、なるべく早く調子を戻したい。

20090802_3.jpg 
7月31日
↑オオカマキリの幼虫。見たところ5齢幼虫で、羽化はしばらく先のようだ。
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