2010/05/30 21時57分 (ハナアブ科)
 そろそろアリスアブが発生する頃なので、成虫が出る前に蛹を探しました。
早春に採集していた幼虫が飼育下でもう羽化しているのですが、撮りたいシーンを逃してしまったため、再度狙ってみるつもりです。
幸いにも囲蛹内の経過は割と確認しやすいので、羽化の兆候は蝶の蛹よりわかりやすいかもしれません。しかし囲蛹の殻を破ると、あっという間に抜け出てしまうのが難。一分ほど目を離した隙に出ているっていう、よくあるパターン・・・。


5月29日
アリスアブ(M. japonica)の蛹とケアリ。ホストとなっていたのはカワラケアリだと思うが、きちんと同定したわけではないからケアリ亜属の一種としておく。

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2010/05/29 20時27分 (未整理)

5月29日
ハイイロヒョウタンゾウムシ。北海道に生息しているものは単為生殖する。
近い種にシロコブゾウムシやヒメシロコブゾウムシがいる。なかなか良い虫なので、機会があったら探してみようと思う。


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5月29日
ウスアカオトシブミの♂♀。
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2010/05/28 12時51分 (ウスバカゲロウ科)
 今月の「月刊むし」を見たらセイボウ(青蜂)の特集をやっていて、おお!と思い迷わず購入しました。今シーズンはセイボウ類もひそかに探そうと思っていたので、予備知識や同定資料として大いに役立ちそうです。
一番見たいのはオオセイボウだけど、青森県では稀な種。南に行くのが無難かな・・。


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 先日海に行った際に、クロマツ林の林縁で見つけたクロコウスバカゲロウの三齢幼虫。草がまばらに生えた砂地に、すり鉢状の巣をつくる。
神社の境内などでよく見つかるウスバカゲロウは陽のあたらない物陰に営巣するが、その習性は造巣性の種においては寧ろ特異的。クロコウスバを含め、巣をつくることがわかっている種は日当たりの良い砂地に営巣するのが普通です。



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2010/05/22 20時13分 (スズメガ科)
 山に行く暇がありません。見たいと思っていた虫の時期をいくつも逃しました。
 よって、ネタがないので前回のクロスキバの続き。ようやく2頭目が羽化しました。なるべく野外と同じ温度になるよう置いておいたものなので、そろそろ野外でも羽化のシーズンなのだろうと思います。近々見に行きたいな・・・。



羽化して間もないクロスキバホウジャクのメス。蛾には黒背景が似合うと思っているのですが、なんかイマイチに。
昼行性の種には似つかわしくなかったかも?・・・いや、僕が下手なだけか。


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2010/05/09 18時23分 (スズメガ科)

5月9日
クロスキバホウジャク( Hemaris affinis )のオス。去年幼虫を採集して飼育、越冬していた蛹の一つが羽化しました。気を抜いて常温に置いていたので、少々早くなってしまったようです。
しかし気づくのが遅かったため、既にだいぶ汚損していました。次に羽化してくる個体はちゃんと撮りたいのだけれど、無事に羽化してくれるだろうか・・・。

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2010/05/04 23時01分 (昆虫・未整理)
 ミソサザイを観察しながら渓流沿いでイタヤカエデの老木探し。あまり良い木が見つからず、成果はほぼ無し・・・。
(ちなみにミソサザイは渓流などコケの生える環境に見られる小鳥で、スズメより小さいながら良く響く美しい声で鳴きます。茶色で地味ですが、好きな鳥の一つです。)

渓流を歩いていると砂防ダムがいくつも見られ、ダムの下には勢いよく流れ落ちる水によって小さな滝つぼができています。
そういえば、トワダカワゲラは河川源流域の湧水がある場所や滝つぼに多く生息しているという話を誰かが言っていたのを思い出しました。

それならば、あまり条件は変わらないのだから、砂防ダム下にできた滝つぼもどきにだっているはず!と思い、底石をひっくり返してみる。まあ、どうせ他のカワゲラとかだろうし、そんな簡単には見つからないだろうと予想していたのですが・・。



5月4日
トワダカワゲラの一種の幼虫。(水中に戻して撮影)
一発目で出てきたので少々驚いた。現物を見るのは初見だったけれど、一目見た瞬間にわかるほど他のカワゲラ幼虫とは形態が異なっています。特徴的なのは腹部後節にある糸状の鰓を持つことで、さらに成虫になっても翅を持ちません。
原始的な形態を維持しており、「生きた化石」の一つ。

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5月4日
1931年に青森県十和田市の十和田湖に注ぐ渓流で発見され、トワダカワゲラと記載されました。以降、日本各地で発見され、今では4種が知られているそうです。しかし資料がないため、どこで判別するのかわかりません。

お詳しい方、資料をお持ちの方がおりましたら、ご教示下さると幸いです。



※追記
「日本産水生昆虫―科・属・種への検索(川合禎次・谷田一三 共編)」によると、トワダカワゲラ科の4種は分布によりある程度種を特定することができ、東北地方にはトワダカワゲラ( Scopura longa )1種が分布しているそうです。
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2010/05/03 19時41分 (ハンミョウ科)

5月3日
 コニワハンミョウ。ハンミョウの仲間は湿り気のある砂地を好むので、海岸や河川に多く見られますが、開発によって河川の砂地や海岸砂浜が激減したことにより今ではあまり見られなくなっています。
美麗種のナミハンミョウは平地~山地まで見られるらしいのですが、発生は局地的で、僕は未だに出会ったことがありません。

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5月3日
 コニワは1cmくらいの小さなハンミョウで、とてもよく飛びます。ハンミョウ類は地上を素早く歩くことは勿論のこと、飛翔も甲虫とは思えぬほど上手い。

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2010/05/02 22時07分 (ハネカクシ科)

5月2日 室内にて。走り回るので落ち着かせようと工夫したが、上手くいかなかった。
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↑↑クロクサアリの巣周辺にいたクサアリハネカクシの一種。クロツヤアリノスハネカクシ( Pella comes )と思われる。←ネアカクサアリハネカクシ(Pella japonica)。クサアリの行列に混じって盗み食いをしたり、アリを襲うものもいるとか。


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ヒゲアカアリツカハネカクシ( Thyasophila oxypodina )だと思う。←ヤマトヒラタアリヤドリ(Homoeusa japonica)。体長は2.5mmくらい。アリの持ってきたエサに飛びついて盗み食いする。

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5月1日
クロクサアリに気づかれ、噛み付かれたアリノスハネカクシの一種。

クサアリの巣は蟻客(好蟻性昆虫など)の宝庫なので、観察していて非常に楽しい。アリの巣周辺を少し眺めるだけでも、多くのハネカクシを観察することができる。あまり大きくない巣だったと思うけど、罠を仕掛けたら意外なものがとれるかもしれない。試しにやってみようと思う。


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