2010/07/31 20時12分 (カギバラバチ科)

7月15日
なんとなく寄生蜂っぽいこの蜂。事実、寄生する蜂なのだけれど、その方法は蜂の中でもとびきり珍妙。

(1).植物葉に大量に産卵→(2).鱗翅目幼虫が葉と一緒に体内に取込む  ここまではカギバラバチ科にほぼ共通し、(鱗翅幼虫は中間的な宿主で、ハチ幼虫は鱗翅幼虫を食うわけではない)以降は種によって戦略が異なる。
・スズメバチ類に寄生する種では、(3).(2)の幼虫がスズメバチに狩られる→(4).スズメバチ幼虫のエサになる→(5)カギバラバチ幼虫がスズメバチ幼虫を食べ成長する。→羽化
・キスジセアカカギバラバチでは、(1)(2)の後、(3').鱗翅目幼虫に寄生している寄生バエの幼虫に内部寄生→(4').ハエ幼虫が蛹化したタイミングで内部を食い尽くす→羽化

という驚くべき過程を経る。当然ながら成虫までいけるものは少なく、人目につく機会も少ない。ライトトラップに飛来するものが採集されるが、基本的には珍蜂。


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2010/07/24 22時04分 (ニセマイコガ科)

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7月24日
シロテンクロマイコガ。ついこの前ニセマイコガ科の仲間を調べていた時に知って、見てみたかった種。食樹らしき低木(不明)に群れていた。
ニセマイコガ科の成虫は長い毛の生えた中脚をもち、これを持ち上げてとまる謎のポーズをとる。セグロベニトゲアシガではこの中脚がベニボタル擬態の一部のように見えるのだけど、本種ではそのような効果はないだろうと思う。
単に大きく見せるためなのか。謎。

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2010/07/19 18時14分 (虫草)

7月19日
カメムシタケ。虫草の中では普通に見られるものだそうで。
サナギタケ以外で初めて見つけたが、虫草って案外面白いかもしれない。セミタケとかハチタケなど、見てみたいものができた。


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これ何だろう。
イッポンシメジにしては時期が・・・。
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2010/07/12 11時48分 (カミキリムシ科)

7月10日
夜間、伐採木に集まっていたナガゴマフカミキリ( Mesosa longipennis )。ゴマフカミキリ類は地味だけど案外人気がある。なぜかは知らないけど。


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7月10日
交尾するペア。
各種広葉樹の伐採木(ケヤキなど)が放置されていて、キノコだらけだった。昼間に通えばとても面白そう。
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2010/07/11 04時12分 (ホタル科)
 ゲンジボタルのシーズンはどこも終盤を迎えているようです。今年のゲンジはあまり数が出ていなかったような。
まだ1週間以上はヘイケボタルとヒメボタルを見られると思うのだけど、ヒメボタルは観察経験が少ないので時期がよくわかりません。メスの寿命が3日前後と極端に短いらしいので、発生期間はそれほど長くないかも・・・見れるうちに見に行ったほうがよいのだろうか。



7月10日
ヘイケボタル( Luciola lateralis )。幼虫は水田などの止水域に広く生息し、モノアラガイやカワニナなどの貝類を食べる水生ホタル。


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↑発光するメス個体。光の強さはゲンジに及ばないが発光間隔が短いのと、よく群飛するのでゲンジよりも見応えがある場合もある。質より量で押すタイプ。


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2010/07/10 13時32分 (ホタル科)

7月6日
カタモンミナミボタル( Drilaster axillaris )。
旧名カタモンホタルモドキ。ぱっと見、あまりホタルに見えないが、幼虫・成虫ともに発光できる陸生ホタルの一種。陸生ホタルの中では最も分布が広いものの、オバボタルのような多発生はしないため見られる機会は少ないようだ。
というより、見かけてもホタルだと思って見る人は少ないだろうと思う。
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2010/07/08 11時29分 (トンボ科)

7月6日 
チョウトンボ( Rhyothemis fuliginosa )。植生の豊富な池沼や湿地に見られ、全国的には少なくなっている種。トンボにはあまり興味がわかない僕だけど、チョウトンボは初見でちょっと感動しました。翅の光沢がとても美しい。
 時間と気力があればちゃんと撮りたかった虫でしたが、今回はどっちも(特に気力が)なかったので次の機会に。
とても良い湿地環境だったから、今度は普通に散策しに行きたいと思う。


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2010/07/07 16時57分 (ホタル科)
 陸生ホタルは人目につきにくい虫なのであまり知られていませんが、国内種のほとんどは幼虫・成虫ともに発光することが確認されています。ただしゲンジ・ヘイケ・ヒメボタルなどのように夜間に配偶行動としての発光をするものは少なく、威嚇や警告色として用いられている場合が多いです。
陸生ホタルの一種、ムネクリイロボタルは成虫もよく発光しますが活動時間は早朝~夕方とほぼ昼行性なので、この種では発光がどの役割に大きいのか気になります。



7月6日
ムネクリイロボタル( Cyphonocerus ruficollis )。本州・四国・九州に広く分布する。林縁の草地に生息するが発生数は多くなく、サイズも小さいのであまり見つからない。

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ホタルの成虫は赤と黒の警戒色によって捕食者に毒があることを示す。本種は上翅にやや緑色の光沢があり、美麗種(私見)。

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(飼育下)
夜間、発光していたムネクリイロボタル。腹端に一対の発光器があり、非常に弱く断続的に発光する。
うまい撮り方が思いつかず大分お粗末ですが・・・。ホタルの撮り方を模索しないと。


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