2017/06/21 11時37分 (ヤマタニシ科)

アオミオカタニシ Leptopoma nitidum  西表島

↑クワズイモなどの葉上、ヤエヤマアオキなど諸々の樹上にいることが多い樹上性タニシ。藻類食だとか、特定の植物病菌を食べるだとか(そんならこれほど多様な植物にいないと思うが)、半腐食性だとか諸説あるけれど、つまりは付着藻類やバイオフィルムなどをまとめてそぎ取って食べるスクレーパー(Scraper)なのだろう。とにかくよく目立つ。


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宮古島


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2017/06/21 11時19分 (ベッコウマイマイ科)
所用でしばらく沖縄は石垣島、西表島、宮古島に行ってました。


マサキベッコウ Bekkochlamys masakii 石垣島

↑八重山諸島に生息する雑食性のベッコウ。石垣島ではそこそこ見られたが西表島ではほとんど見つけられず、生息環境や性質もちょっと違うような印象だった。


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Helicarionidae sp. 宮古島

↑宮古島のベッコウは過去の記録を見るとトクノシマベッコウ Nipponochlamys subelimatu となっているが、種不明。マサキベッコウよりはオキナワベッコウ Ovachlamys fulgens に近いような気がするけれど。


ベッコウマイマイ科は全体的に整理されておらず、よくわからない。それに属をこんなに分ける必要はあるのか。混乱しかない。



[2017.6.27追記]

 「改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータおきなわ)第3版」の貝類の項(執筆者:上島)によれば、マサキベッコウ Bekkochlamys masakii は西表島と尖閣諸島にのみ生息しており、石垣島は誤りであるらしい。それにマサキベッコウは奄美から久米島に生息するベッコウマイマイと同様に大型種だそうだ。石垣島のベッコウマイマイ科はヤエヤマヒラベッコウ(新称) Bekkochlamys sp. 2 、キヌツヤベッコウ属の一種 Nipponochlamys sp. 6、オーステンキビ Parakaliella austeniana などになるようだ。
 石垣島でこの仲間は8頭ほど見つけられたが、どれも殻径は5mmかそれ以下で、先日産卵もしていたから、これが成貝で良いはず。ヤエヤマヒラベッコウは1cm弱と殻径がやや大きくなり、さらに個体数も少ないようなので、写真の個体はキヌツヤベッコウ属の一種(sp.6)ということになるのだろうか。
それと、宮古島のものがトクノシマベッコウというのはやはり誤同定のようで、未記載種であるとのこと。

このあたり勉強しておかないといけないなあ。難しくてさっぱり。


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